猟銃所持までの第一関門である猟銃等講習会(初心者講習)です。
先日、警察の生活安全課でもらったテキストを用いた講義です。
参加者を見ると、20代~60代と幅広く、意外と若者も多いです。
え?って思うくらいおとなしそうな女性も受講していたりしたのは意外でした!
まぁ全員が狩猟ではなく、射撃の場合もありますしね。
大学にもライフル射撃部なんてあるから、若い人たちもいるのでしょう。
朝の9時半から講習が始まり、だいたい以下のようなスケジュールです。
09:30-12:00 法規 (警察官)
13:00-14:30 銃の構造や取扱 (地元猟友会の会長)
14:30-16:00 法規 (警察官)
16:30-17:30 筆記試験
17:40-18:00 修了書発行
ほとんどテキストを読んでいるだけで退屈なのですが、法規のある第1章は90ページぐらいあるので、ものすごい速さで読んでいきます。最後のテストに出そうなところは細かく説明してくれるかな?と期待して、必死に聞き漏らさないようにしていました。笑
万全に予習していたので、特に勉強になったことはありませんでした。
しかし、テキストには乗っていない、これからの猟銃所持に向けて有用な情報がありました。
・銃の構造について
→固定式バイポッド 不可
サムホールストック 不可
ピストルグリップ 不可
・ガンロッカーについて
→壁などに固定しない場合、具体的にはロッカー重量が17kg以上ならOK
その場合も、鉄アレイなどを入れて重くしておくことが望ましい
・装弾ロッカーについて
→堅固で施錠できる設備なら、特にそのほかに規定なし!
・公道での狩猟鳥獣の捕獲
→公道上・公道を横切る発射はもちろん、公道法面での発射もアウト!
?固定式バイポッドはダメだけど、脱着式なら付けてもOK?
?空気銃とかサムホールが空いているストックがあるのに?
と更なる疑問がわいてきましたが、まぁ使うことはなさそうなので良しとします。
ちなみに、これは北海道警察・2013年時点での情報です。
銃刀法により全国統一の基準のはずですが、地域によってはこれとは異なるかもしれません。ご注意を。
講義は淡々と進み、あっという間に試験となりました。
試験は、テキストに乗っているような文章で、四問択一なので楽勝です。
欠格事項の期間(5年,10年)や銃身の長さなど数字に気を付ければ問題ありません。
試験終了すると、一度全員退室させられ採点タイムです。
10分後に部屋に戻るように指示されると、前にあるホワイトボードに合格者の受講番号が書いてあります。
こんな試験全員合格かと思っていましたが、落ちている人がいる…
いくらテキスト通りだとしても、ものすごい速さなので予習はしておいたほうがいいですね。
これで無事に、講習修了証明書を入手しました。
この証明書は3年間有効。これからの様々な手続きに必要になりますので大事に保管です。
講習修了証明書
よーし!第一段階クリア☆